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  トータルライフ(TL)教育とは  
  悲鳴を上げている子供たちの魂ーその声に応えるのが魂の学  
    兵庫県西宮氏イデア進学ゼミ塾長 元治匡宏氏  
       
  元治匡宏氏
子ども達を魂存在として見る新しい教育
 
 私は小中高生を対象とした塾で子ども達と関わって26年になります。中2のSちゃんは、初めて塾に来られた時から、私語が絶えず、学校では教師に暴言を吐いたり、問題行動を繰り返すような生徒でした。かつての私なら、入塾をお断りしていたと思います。
 
       
   この時も「こんな子が入ってきて、塾の雰囲気が悪くなったらどうしてくれるんだ。迷惑をかける子はいらない」という想いで一杯になっていました。しかし、子ども達が荒れている時には自分の想い方とどう結びついているか探すことを心に決め、ウイズダムに従って、自分が何にこだわっているのかを見つめました。するとかつて何のために生きるのかがわからず反抗していた自分とSちゃんが重なってきたのでした。人生の疑問にぶつかって喘ぐSちゃんと深く出会いたいとの気持ちが溢れ、こだわりがとけてゆくのを感じました。  
       
  元治匡宏氏 こうして出会いの時を持つと、Sちゃんは小学生の時、担任の先生から叱られ、受けとめてもらえなかった痛みを抱えていました。その出会いの後、Sちゃんの塾での姿勢は別人のように変わり、真摯で一生懸命になりました。このような出会いを一人ひとりの生徒と重ねていくうちに、気持ちが変わって、結果を出す生徒が多くなりました。  
 
  絆の断絶の問題は深刻で、多くの子ども達の魂は悲鳴をあげているように感じてなりません。この困惑に立ち向かうのは、子ども達を魂存在として見る「魂の学」しかないと思います。これよりはもっと自分の心を転換し、子ども達の内に眠る魂の可能性を本当に引き出す縁として子ども達に関わってゆきたいと願っています。
       
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